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大学院集中講義
題目: ラグランジュ部分多様体と等径超曲面の幾何学
講師: 大仁田 義裕 教授 (大阪市立大学理学研究科数学教室&数学研究所)
日程: 1月5日(月)~7日(水) 10時~
教室: 自然系学系棟 D814
講義概要 近年のシンプレクティック幾何学の発展に伴い,ケーラー多様体のラグランジュ部分多様体の微分幾何学の研究への関心は益々のものがある。今回は,その基本的な概念の説明から最近の私の研究やその関連話題について講義したい。とくに,中国・北京の清華大学の馬輝(Hui Ma)副教授との共同研究を含む,標準球面の等径超曲面と複素2次超曲面のラグランジュ部分多様体の幾何学との関わりについて述べる。
1. リーマン多様体の部分多様体の基本事項
2. シンプレクティック多様体のラグランジュ部分多様体,運動量写像,ハミルトン変形
3. ケーラー多様体のラグランジュ部分多様体の基本事項
4. ハミルトン極小性,ハミルトン安定性とハミルトン剛性
5. 複素ユークリッド空間および複素射影空間のラグランジュ部分多様体
6. ラグランジュ部分多様体としてのエルミート対称空間の実形
7. 複素2次超曲面のラグランジュ部分多様体と標準球面の超曲面幾何学
8. 標準球面の等径超曲面の構造・構成・分類
9. 等径超曲面のガウス像として得られる極小ラグランジュ部分多様体
10. 等径超曲面のガウス像のラグランジュ交叉問題
世話人 相山玲子(数理物質系数学域)
第1回数理連携サロン (11月11日)
筑波大学数学談話会 (10月16日)
日時:10月16日(木曜日)、15:30--16:30 (15:00よりお茶の時間)
場所:自然系学系棟D509
講演者:金子 元 氏 (筑波大学)
講演題目:Nonzero digitが少ないベキ級数の値の超越性および代数的独立性
概要:ほとんどすべての複素数が超越数であるにもかかわらず, 具体的に与えられた複素数が超越数であることを示す事は一般に難しい. 例えば, $$e+\pi$$は超越数であると予想されているが, まだ証明されていない. 関数の値の超越性および代数的独立性を示す事は数論において重要である. 本講演では, ベキ級数で与えられる関数に代数的数を代入した値の超越性および代数的独立性を調べる.
第2回 つくばフレッシュマンセミナー (7月20日 - 21日)
研究集会「つくばフレッシュマンセミナー」を開催いたしますのでご案内申し上げます.
日時: 2014年7月20日(日) 13:30 - 7月21日(月・海の日) 18:00
場所: 筑波大学・自然系学系D棟509号室
世話人: 柴田大樹(筑波大学)・清水健一(名古屋大学)
プログラムは以下のとおりです. 講演概要等は, 資料(PDFファイル)をご参照ください.
■ 7月20日(日)
13:30 - 14:00 山口 正男 (筑波大学)
McKay 予想と単純群
14:15 - 14:45 黒澤 光希 (筑波大学)
ある条件をもつ Picard-Vessiot 群の構造について
15:00 - 15:30 Nathan Caalim (筑波大学)
A class of $\beta$-transformations on $(0,1)^2$
15:45 - 16:45 鈴木 俊夫 (筑波大学)
連続関数のウェーブレット展開に関する無条件収束性について
17:00 - 18:00 小澤 龍ノ介 (東北大学)
空間列の相転移性質
18:30 -
懇親会
■ 7月21日(月・海の日)
11:00 - 11:30 柴田 大樹 (筑波大学)
スーパー可換ホップ代数の余フロベニウス性について
11:45 - 12:15 田中 勇一 (筑波大学)
群の公理について
13:30 - 14:00 嶺 幸太郎 (東京大学)
位相空間論入門
14:15 - 14:45 張 志朗 (筑波大学)
Fibration and collapsing manifolds
15:00 - 15:30 小林 宗広 (筑波大学)
モデル理論の機械学習への応用
15:45 - 16:45 庄司 直高 (筑波大学)
Riemann 多様体上の Maxwell 方程式に対する境界値逆問題
17:00 - 18:00 大音 智弘 (筑波大学)
連分数を用いた超越数の判定
数学特別セミナー(7月17日)
場所: 自然系学系棟D814
講演者: George Elliott (University of Toronto)
タイトル: A very brief survey of C^*-algebra classification theory
日時: 2014年7月17日(木) 16:15-17:15
場所: 自然系学系棟D814
講演者: Noriko Yui (Queen's University)
タイトル: Modularity/Automorphy of Calabi-Yau manifolds of dimension \leq 3