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2018年7月の記事一覧

解析セミナー (7月25日)

筑波大学解析セミナーを下記のように行いますのでご案内申し上げます.
皆様のご参加をお待ちしております.

 ------ 筑波大学解析セミナーのお知らせ  ------

 日  時: 7月 25日(水) 17時  〜 18時
    (普段と開始時間が異なりますのでご注意ください)
   場  所 : 筑波大学 自然系学系 D棟 D509教室
 講 演 者: Giovanni Taglialatela 氏 (University of Bari)
 題  目:Strongly hyperbolic operators in the Gevrey classes
   
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 なお,筑波大学解析セミナーホームページ
 (http://www.math.tsukuba.ac.jp/~analysis/)に
 講演に関する情報を掲載しております.

解析セミナー(8月1日)

筑波大学解析セミナーを下記のように行いますのでご案内申し上げます.
皆様のご参加をお待ちしております.
(本セミナーは大学院科目「数学フロンティア」対象セミナーです.)

 ------ 筑波大学解析セミナーのお知らせ  ------

 日  時: 8月 1日(水) 15時 30分 〜 17時
  場  所 : 筑波大学 自然系学系 D棟 D509教室
 講 演 者: 工藤 博幸 氏 (筑波大学システム情報系)
 題  目:コンピュータトモグラフィー(CT)における画像再構成逆問題の数理 -スパースビューCT・インテリアCT・低線量CTを中心として-

   講演要旨:
  現在、コンピュータトモグラフィー(CT)の分野では、低被曝を実現する新方式CTの研究開発が行われており実用化が近づいている。具体的には、1) 投影データの測定方向数を通常の1/10以下に削減して圧縮センシングと呼ばれる新しい逆問題解法で画像再構成を行うスパースビューCT、2) 心臓や乳房など検査の関心領域のみにX線を照射して画像再構成を行うインテリアCT、3) X線管の電流を落として低線量で測定を行い統計的画像再構成と呼ばれる手法で画像生成を行う低線量CT、の3つが精力的に研究開発されている。いずれの方式においても不完全な投影データや雑音が多い投影データから画像再構成を行う必要があり、これらの方式が実用になるかのキーは画像再構成逆問題の研究開発にあると言って過言ではない。
 本講演では、スパースビューCTの画像再構成に用いられている新しい逆問題解法である圧縮センシング(スパースモデリング)、インテリアCT画像再構成問題の解の一意性に関する数学的理論と画像再構成法、低線量CTの画像再構成に用いられている統計的画像再構成など数学及び応用数学を専門とする研究者が興味を持つような内容に関して、なるべく平易に講演者の研究成果や講演者が手持ちの実例を交えて解説する予定である。
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 なお,筑波大学解析セミナーホームページ
 (http://www.math.tsukuba.ac.jp/~analysis/)に
 講演に関する情報を掲載しております.