新着情報

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筑波大学数学談話会 (6月19日)

日時:6月19日(木曜日), 15:30--17:45 (15:00より tea )

場所:自然系学系 D棟 509

プログラム: (15:00--15:30 tea time)

15:30--16:30, 千原浩之 氏 (筑波大学)
題目:ユークリッド空間上のバーグマン変換と量子化
概要:ユークリッド空間上のバーグマン変換とよばれる積分変換は、関数をその超局所化を記述する正則関数へ変換してくれるので、超局所解析や準古典解析における有力な手段になっている。一方、この種の理論は信号処理等の応用分野の研究とも密接な関連がある。本講演では、まずこれらの話題をまとめて概観する。さらに、講演者の仕事や最近取り組んでいる課題を紹介する。

16:30--16:45 休憩

16:45--17:45, 平山至大 氏 (筑波大学)
題目:可微分力学系のエルゴード理論
概要:多様体上の保測な可微分写像の反復合成が生成する力学系のエルゴード理論について概説する.特に,エルゴード性やエントロピーの生成的な正則性に関する話題を紹介したい.

微分幾何学火曜セミナー(6月17日)

日時: 2014年6月17日(火) 15:15~16:45
場所: 自然系学系棟 B627

講演者: 田崎博之(筑波大)
タイトル: 複素旗多様体内の四元数旗多様体の交叉の構造

概要: 今回の発表内容は入江博さん、酒井高司さんとの共同研究の結果に基いています。2012年5月に火曜セミナーで「複素旗多様体内の実旗多様体の交叉の構造」という題名で講演をしました。今回の話はその続きです。前回の講演で定義した複素旗多様体内の対蹠集合の概念に基いて、複素ベクトル空間の複素部分空間の列からなる複素旗多様体内の四元数旗多様体同士の交叉が対蹠集合になることを証明します。前回同様これもコンパクト型Hermite対称空間内の実形同士の交叉が対蹠集合になるという田中真紀子さんとの共同研究の結果の一部の拡張になっています。

解析セミナー(5月28日)

日   時: 5 月 28 日(水) 15時30分~17時

講 演 者: 山澤 浩司 氏 (芝浦工業大学)

題  目: q-Analogue of summability of formal solutions of linear q-difference-differential equations

解析セミナー(5月14日)


日   時: 5 月 14 日(水) 15時30分~17時

場   所: D509

講 演 者: 千原 浩之 氏 (筑波大学)

題   目: Fourth order dispersive systems and dispersive flows into Riemann surfaces

微分幾何学火曜セミナー (5月13日)

日時: 2014年5月13日 15:15~16:45
場所: 自然系学系棟 B627

講演者: 田崎 博之 (筑波大学)
タイトル: 複素Grassmann多様体の正則等長変換の不動点集合と二つの実形の交叉

概要: 今回の発表内容は田中真紀子さん井川治さんとの共同研究の結果にもとづいています。
複素Grassmann多様体の正則等長変換全体の単位連結成分に含まれる変換の不動点集合を記述し、二つの実形の交叉と正則等長変換の不動点集合の関係を明らかにします。これにより、交叉が離散的のときに対蹠集合になるという田中真紀子さんとの共同研究の結果の別証明が得られます。

解析セミナー(4月30日)

日   時: 4 月 30 日(水) 15時30分~17時

講 演 者: Alexandru DIMCA 氏 (University of Nice Sophia Antipolis)

題   目: D-modules and projective hypersurfaces with isolated singularities

講演要旨は こちら をご覧ください.

微分幾何学火曜セミナー (4月15日)

日時: 2014年4月15日(火) 15:15~16:45
場所: 自然系学系棟 B627

講演者: 田崎博之 (筑波大学)
タイトル: 有向実Grassmann多様体の対蹠集合の系列と評価

概要: 有向実Grassmann多様体の極大対蹠集合は、有限集合内のある性質を持つ部分集合の族と一対一に対応すること、および階数 4 以下の場合の極大対蹠集合の分類を2013年1月の火曜セミナーで示しました。今回の講演では階数 4 以下の場合の極大対蹠集合の分類に現れた対蹠集合の系列を一般化し、これらがいつ極大になるか明らかにします。さらにこの系列を利用して、階数 5 の場合の対蹠集合の大きさの評価を与えます。

研究集会「リーマン幾何と幾何解析」(3月7日〜8日)

研究集会「リーマン幾何と幾何解析」を
下記の通り開催いたしますのでご案内申し上げます.
皆様のご参加をお待ちしております.


研究集会「リーマン幾何と幾何解析」
日時: 2014年3月7日(金)13時--8日(土)16時頃
場所: 筑波大学自然系学系棟 B棟2階 B215

プログラム:
3月7日(金)
13:00--14:00: 本多 正平 氏 (九州大学)
チーガー等周定数と$p$ラプラシアンとグロモフ・ハウスドルフ収束

14:15--15:15: 櫻井 陽平 氏 (筑波大学)
リッチ曲率が下に有界な境界付き多様体の剛性

15:45--16:45: 新倉 健人 氏 (東京工業大学)
リッチ平坦多様体の無限遠での崩壊現象について

17:00--18:00: 高橋 淳也 氏 (東北大学)
Partial collapsing and the spectrum of the Hodge-Laplacian

3月8日(土)
10:00--11:00: 三石 史人 氏 (東北大学)
カレントと測度ホモロジー

11:15--12:15: 小澤 龍ノ介 氏 (東北大学)
Limit formulas for metric measure invariants and phase
transition property

13:30--14:30: 野中 純 氏 (慶應義塾大学)
双曲空間における Coxeter 多面体について

14:45--15:45: 石田 政司 氏 (大阪大学)
Uniform Sobolev inequalities along geometric flows


世話人:
山口 孝男 (筑波大学)
永野 幸一 (筑波大学)

解析セミナー (3月5日)

日時: 2014年3月5日(水) 15:00~17:30
場所: 自然系学系棟 D509

15:00~15:50  Jean Vaillant 氏 (パリ第6大学)
Necessary and sufficient conditions of hyperbolicity for linear differential systems.

16:00~17:30  伊藤 健一 氏 (筑波大学)
Threshold properties of one-dimensional discrete Schrödinger operators.
(講演の概要はこちら をご覧ください.)

http://www.math.tsukuba.ac.jp/~analysis/