新着情報
カテゴリ:談話会
数学域談話会(6月1日)
今年度はじめの 数学域談話会を 以下のように企画しています.
ぜひご参加ください.
日時: 6月1日 15時半~17時(15時よりティーパーティー)
場所: 自然学系棟 D棟 509
講演者: 筧 知之氏 (筑波大学数理物質系数学域)
題目: 平均値作用素について
数学域 談話会
12月の談話会を以下のように企画いたしました.奮ってご参加ください.
日 時: 12月 22日(木) 15時30分~17時 (15時からティータイム)
場 所: 自然学系棟D棟 509 教室
講 演 者:植田 一石 氏 (東京大学 数理科学研究科)
題 目: Grassmann多様体上の完全可積分系とミラー対称性
概 要:
Grassmann多様体は複素幾何やシンプレクティック幾何学が表現論と交差する重要な対象であり、数学の進歩とともにその研究は深化を繰り返している。この講演では、Gromov-Witten不変量や量子コホモロジー、ミラー対称性、完全可積分系、クラスター代数などとGrassmann多様体の関係の一端を紹介したい。
日 時: 12月 22日(木) 15時30分~17時 (15時からティータイム)
場 所: 自然学系棟D棟 509 教室
講 演 者:植田 一石 氏 (東京大学 数理科学研究科)
題 目: Grassmann多様体上の完全可積分系とミラー対称性
概 要:
Grassmann多様体は複素幾何やシンプレクティック幾何学が表現論と交差する重要な対象であり、数学の進歩とともにその研究は深化を繰り返している。この講演では、Gromov-Witten不変量や量子コホモロジー、ミラー対称性、完全可積分系、クラスター代数などとGrassmann多様体の関係の一端を紹介したい。
数理物質融合科学センター 第6回 数理連携サロン
筑波大学数理物質融合科学センター (CiRfSE) では、分野横断的な研究交流の一助となることを目指し、互いの研究分野の相互理解を推進する場として数理連携サロンを開催します。
今回は「人工知能」をキーワードにしています。興味のある方はお気軽にご参加ください。
日時・場所
2016年12月5日(月) 15:15~17:15
筑波大学第一エリア 自然系学系D棟 D509セミナー室
プログラム
15:45~15:45
「大規模固有値解析エンジンの開発とそのシミュレーション・データ解析への応用」
櫻井鉄也(筑波大学 システム情報系)
16:00-16:30
「限量記号消去を推論器とする数学入試問題の自動解答器」
「限量記号消去を推論器とする数学入試問題の自動解答器」
岩根秀直((株)富士通研究所/国立情報学研究所)
16:45-17:15
「大学入試の数列問題を解く自動推論アルゴリズム」
「大学入試の数列問題を解く自動推論アルゴリズム」
照井 章(筑波大学 数理物質系)
14 時 45 分から 15 時 15 分までと 17 時 15 分 から 18 時までは tea time を設けます。他分野の研究者と気軽に交流できる機会です。ご自由にご歓談下さい。
お問い合わせ先
筑波大学数理物質融合科学センター (CiRfSE)
数理物質系数学域 青嶋 誠 (aoshima@math.tsukuba.ac.jp)
筑波大学数学談話会 (1月14日)
日時:1月14日(木曜日), 15:30--17:00 (15:00 より tea)
場所:自然系学系 D棟 509
講演者:辻井 正人 氏 (九州大学大学院数理学研究院)
題目:古典力学系の準古典解析
概要:測地流などの(平衡点を持たない双曲的な)古典力学系の性質を相空間上の関数への作用を通して解析をすることを考える.
計量を適当に調整すれば流れは単位速度で進むと見ることができるので,作用を「流れ方向のフーリエ成分」毎に分解することは(技術的には多少問題があるが)有効な考えである.さらに,周波数を無限大にする極限の解析が重要になり,そこに準古典解析の手法が応用されることは(名前に由来する不自然さを除けば)自然である.興味深いのは,解析の結果として古典力学系の中にその「量子化」が自然に埋め込まれているように見えることである.この「量子化」についてどのように考えるべきか私にはまだよく分からないが,興味深いと思われるので講演で話をしたい.
筑波大学数学談話会 (11月26日)
日時:11月26日(木曜日), 15:30--16:30 (15:00 より tea)
場所:自然系学系 D棟 509
講演者:桑原 敏郎 氏 (筑波大学)
題目:超局所微分作用素によって構成される非可換代数と表現論
概要:
非常に基本的な例を基に、超局所微分作用素を用いてシンプレクティック多様体を量子化(非可換変形)して得られる代数とその表現論について簡単に解説します。このような代数には(古典的な)半単純リー代数の普遍包絡環のほか、有理チェレドニック代数や有限W代数がありますが、多様体の基本的な性質が量子化された代数にまで持ち上がるなどの良い性質を持ちます。本講演ではそのような点に触れるとともに、最近増えている正標数の場合や、q-類似、頂点代数での類似についても簡単に紹介しようと思います。