MultiDatabases

筑波大学数学談話会

日時 2021年5月6日(木) 15時15分~16時45分
場所 オンライン
講演者 及川 一誠氏 (筑波大学数理物質系)
講演題目

超収束HDG法の開発

概要

 Hybridizable Discontinuous Galerkin (HDG) 法とは,偏微分方程式の数値計算法のひとつで,
不連続Galerkin法の数値流束をハイブリッド化して得られる手法である.
HDG法のスキームの中にはある種の超収束性を示すものが存在する.
最近では研究が進展し,様々な超収束スキームが導出されるようになった.
これらの導出法は,Lehrenfeld-Schöberl安定化を用いる方法と, $M$-decomposition理論に基づいて
近似空間を構成する方法の二つに分類される. 本講演では両者の概要について述べる.

(なお,本談話会は大学院科目「数学フロンティア」対象セミナーです)