・外国語試験について重要なお知らせ
TOEIC:Listening&Reading Test による「公式認定証(Official Score Certificate)」または「Official Score Report」
IELTS(Computer-delivered IELTS (CD IELTS) も可):「アカデミック・モジュールの成績証明書(Test Report Form of IELTS (Academic Module))」
注意 1) 出願の24カ月前より後(例えば2022年7月出願の場合、2020年8月以降)に受験したものに限ります。
注意 2)「団体試験」は認められません。従って、筑波大学を会場として学群生対象に実施されているTOEIC IP テストは認められません。
注意 3)スコア提出方法を含む詳細を、募集要項
https://www.ap-graduate.tsukuba.ac.jp/course/pas/
で必ずご確認ください。。また、この英語試験についてに限らず、ご希望される指導教員の先生に直接コンタクトをとってご相談ください。
全学HP
https://www.ap-graduate.tsukuba.ac.jp
数理物質科学研究群HP
http://www.pas.tsukuba.ac.jp/applicants/
・ワンポイントアドバイス --- 数学研究の仲間になる君に
- 代数学を研究するためには、「線形代数のジョルダン標準形まで」および「群・環・体の基本的事項」を学んでいることが望ましい。
- 幾何学を研究するためには「集合と位相」、「ホモロジー群と基本群」、「曲線と曲面の幾何」、および「多様体」の基本的事項を学んでいることが望ましい。
- 解析学を研究するためには、「微積分・線形代数」および「複素関数論とルベーグ積分の基本的事項」を学んでいることが望ましい。
- 数理論理学を研究するためには、「順序数・基数・超限帰納法」などの意味が理解できていることが望ましい。さらに「集合の基礎知識」も必要であるが、学ぶ機会が殆んどなかった場合は「厳密な議論の展開」に慣れていて欲しい。
- 数理統計学を研究するためには、確率分布・推定・検定などの統計学の基礎知識と微積分・線形代数を習得していることが望まれる。
- 計算機数学を研究する上で、知識という点からまず重要なのは、基礎的な数学の素養である。特に、微積分、線形代数の知識は必要不可欠である。これらに加え、研究トピックに応じて、代数学(群・環・体の基本的事項)もしくは数値解析・関数解析の基本的事項を学んでいることが望ましい。また、計算量という観点から「アルゴリズムの素養」も身につけていることが望ましい。
- 志す分野に関わらず、ご希望される指導教員の先生に直接コンタクトをとってアドバイスをお求めください。その行動力が、数学研究の原動力へと必ずつながります。
・入学試験 過去問題
数理物質科学研究群においては,博士後期(博士)課程学生が研究に専念できるように経済的支援を行っています.後期(博士)課程の学生にリサーチ・アシスタント(RA)として研究の補助業務を委嘱し,謝金を支給する制度です.2020年度の概要は以下のとおりです:授業料の100%相当額をRA謝金として支給します.授業料免除(全額または半額)された学生も対象としますが,修業年限超過者に対しては,支給額を減額します.なお以下の者はRA業務委嘱の対象となりません:(1) 学術振興会の特別研究員,(2)国費留学生,(3)外部資金や他機関でRA等に雇用される者,(4)社会人(有職者),(5)休学中の者,(6)給付型奨学金を14万円/月以上受給している者.
なお詳細については, jimu-pas(at)un.tsukuba.ac.jp にお尋ねください((at)は@に替えてください).
2021年4月、後期(博士)課程学生を対象とした,文科省「科学技術イノベーション創出に向けた大学フェローシップ創設事業」に基づく数理フェローシップ(返還義務のない奨学金+研究費支給)が始まりました.数学学位プログラムからはD1生5名中2名が採用されています.研究群HPの下記ページをご覧ください.
https://grad.pas.tsukuba.ac.jp/suuri-fellow/
別の研究支援としまして,本学がJST次世代研究者挑戦的研究プログラム~博士後期課程学生支援プロジェクト~に採択されました.2021年10月から,優秀な博士後期課程相当の学生に,研究に専念するに十分な給付型の支援経費(生活費相当額及び研究費)が支給されます.大学HPの下記ページをご覧ください。
https://www.tsukuba.ac.jp/education/jst-spring-program/