多様な出会いと自らの学び
岩見 真希
大阪経済法科大学国際学部 特別専任教授
1999年度卒業

 私は、学際的に履修するタイプで、特に、卓球・ジャズダンス・ボート・スキー・スケートや山中湖畔での地球科学の集中授業は、非常に刺激的で印象に残っています。また、コンピュータに興味を持っていたため、LANの管理・作業部会に入り、多様な価値観をもつ愉快な仲間に恵まれ、楽しみながら技術を習得しました。

 数学でも多くの素晴らしい先生方に出会い、ふとした瞬間に日常生活の事象と数式が結びついたり、夢の中で問題が解けたりといった体験をするようになりました。計算機代数で大学院に進学し、中学・高校の専修免許状(数学)を取得し、因数分解のアルゴリズムを開発して博士(理学)を取得しました。暗号・情報セキュリティ分野で産学官連携研究員として1年間勤務した後、他大学の教員として教育・研究活動を行っています。

 仕事でのオリジナリティや、思いがけず手にする幸運は、筑波大学で培った専門性と柔軟性によるものだと思っています。