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筑波大学 GFEST 数学分野 特別実習(12月20日)

2015年12月20日に、筑波大学 GFEST 数学分野の平成27年度第1回特別実習が実施されました。

筑波大学 GFEST「未来を創る科学技術人材育成プログラム 筑波大学 GFEST (Global Future Expert in Science and Technology)以下 "GFEST" と略します高いレベルの自主研究や科学技術オリンピックへの参加などを通して様々な科学分野での活動を行っている生徒を支援する事業で文部科学省が大学を拠点として将来グローバルに活躍しうる人材の育成を支援する「グローバルサイエンスキャンパス」事業の一環として行われているものです

本年度、GFEST 数学分野には1人の高校生が採用され、数学類の教員に加え、ティーチング・アシスタント (TA) として、数学類の学群生(学部生)および数理物質科学研究科 数学専攻の大学院生が支援に参加しています。今回は、本年度最初の特別実習ということで、数学と物理の分野から、2人の高校生を迎えて、実習を行いました。

今回の実習では、前半で「魔方陣」の話題を扱いました。魔方陣を、それと関連のある「ラテン法陣」から構成する方法を、実際に計算しながら体験し、ある種の魔法陣の構成には有限体を用いることを学びました。

実習の後半では、担当教員の研究内容の紹介として、人工知能プロジェクト「ロボットは東大に入れるか」の数学分野の取り組みが紹介されました。

最後に、受講生の人達と、大学の先生方や大学院生との懇談が行われ、大学で学ぶ数学の内容や、勉強の方法などについて、活発な質疑応答が行われました。

GFEST では、受講生全体を対象とする共通プログラムと、各分野毎の特別実習を行っており(詳しくはスケジュールを参照)、次回の実習は来年に行われる予定です。

実習の様子
実習の様子