新着情報
数学域談話会(2021/10/7,14) (佐々木建昭 名誉教授(筑波大学)による連続講義)
佐々木先生による連続講義を以下のように開催します。
(いずれもフロンティア対象科目)
オンラインで行います。学外で参加希望の場合は(https://forms.gle/UxuuM6ewFysE3jww9)まで。
2021年10月07日(木) 16:00 ~ 17:30
『たかが変数消去と侮るなかれ』-- 目的はグレブナー基底計算の高速化 -- (前半)
2021年10月14日(木) 16時~17時30分
『たかが変数消去と侮るなかれ』 -- 目的はグレブナー基底計算の高速化 -- (後半)
第 6 回 筑波大学 RCMS サロン「トポロジーとその応用」
研究集会:第 6 回 筑波大学 RCMS サロン「トポロジーとその応用」
共催:九州大学マス・フォア・インダストリ研究所
(文部科学省委託事業「数学アドバンストイノベーションプラットフォーム (AIMaP)」受託機関)
上記集会をオンラインにて開催いたします。どうかぜひご参加ください。
なお本集会は「数学フロンティア」対象科目です。
日時:2021 年 7 月 14 日(水)15:15 ~ 17:35 オンライン(事前申込制)
以下のサイトにアクセスして、ご登録をお願いいたします。
http://rcms.math.tsukuba.ac.jp/events/rcms-salon-6
プログラム:
■15:15 ~ 15:55 丹下基生(筑波大学 数理物質系数学域) トポロジー入門
■16:05 ~ 16:45 初貝安弘(筑波大学 数理物質系物理学域) トポロジカル相とバルクエッジ対応
■16:55 ~ 17:35 濱田直希 (KLab 株式会社)モバイルオンラインゲームにおける機械学習
各講演のアブストラクトは上記サイトでご覧いただけます。
お申込み・ご参加をお待ちしております。どうかよろしくお願い申し上げます。
世話人 川村一宏
問い合わせ先:rcms-salon_at_math.tsukuba.ac.jp
研究集会「リーマン幾何と幾何解析」(2021年2月12日,13日)
研究集会「リーマン幾何と幾何解析」を下記の通りオンラインで開催いたします.
皆様のご参加をお待ちしております.
記
研究集会「リーマン幾何と幾何解析」
日程:2021年2月12日(金),13日(土)
会場:Zoom
HP:http://www.math.tohoku.ac.jp/~takumiy/RGGA21.html
参加登録方法:HP内の参加登録フォームよりご登録ください.
プログラム:
2月12日(金)
10:00--11:00:本多正平氏(東北大学)
固有関数による球面の特徴付け
11:15--12:15:藤岡禎司氏(京都大学)
崩壊する Alexandrov 空間のファイブレーション構造について
13:45--14:45:竹内秀氏(東北大学)
Lower semicontinuity of the size of integral currents in Hilbert spaces
15:00--16:00:田代賢志郎氏(京都大学)
Gromov--Hausdorff limits of compact Heisenberg manifolds with sub-Riemannian metrics
16:15--17:15:太田慎一氏(大阪大学)
Comparison theorems with epsilon-range
2月13日(土)
10:00--11:00:國川慶太氏(東北大学)
Ricci flow に沿った熱方程式の Liouville 型定理
11:15--12:15:濱中翔太氏(中央大学)
Closed four dimensional Ricci flow with integral bounds of the scalar curvature
13:45--14:45:櫻井陽平氏(東北大学)
Recent development of geometric analysis on weighted Ricci curvature
15:00--16:00:北別府悠氏(熊本大学)
ハイパーグラフ上のリッチ曲率
世話人:
山口孝男(京大理)
横田巧 (東北大理)
永野幸一(筑波大数理物質)
Tsukuba Workshop for Young Mathematicians 2021
2008年以降毎年2月に開かれるこの国際研究集会---筑波大学大学院数学専攻前期課程の学生が修士論文の研究成果を発表する場として、海外を含む学外の若手研究者をゲストに迎えて開かれます。
今年度はオンライン(公開2月8日--19日)にて南京大学の若手研究者お二人をゲストに迎えます。
詳細は次をご覧ください。
https://sites.google.com/a/math.tsukuba.ac.jp/workshopyoung2021/
第1回 F-MIRAI x 数学域 プロジェクト集会「数学と未来」(2021年1月21日)
筑波大学未来社会工学開発研究センターと数学域の連携として昨年度まで開催していた「茶話会」を今年度より
「数学と未来」と改称し、その第1回を開催いたします。
奮ってご参加ください。
オンライン開催になりました。ご注意ください。
日時: 2021 年 1 月 21 日(木) 15:15~16:30
場所: オンライン(Zoomを使用)
講演者: 金川 哲也氏 (筑波大学・システム情報系)
題目: 多数の気泡を含む水中の音波を記述する弱非線形発展方程式群の統一的導出方法
参加申込方法:下記連絡先までご連絡ください。折り返し、アクセス手順をお知らせします。
連絡先:
中村 憲史 (筑波大学未来社会工学開発研究センター)
e-mail: nakamura.kenji.fu at u.tsukuba.ac.jp
フライヤー(PDFファイル) 第1回数学と未来_修正版.pdf
プログラム:
15:15~15:30 ティータイム
15:30~16:15 講演
16:15~16:30 ティータイム
講演概要:
多数の気泡を含む水(気泡流)中における音波を考える。長時間長距離の伝播を経て、弱い非線形性、弱い散逸性、さらに気泡の体積振動に伴う分散性の発現そして競合に伴い、気泡流中では、衝撃波や (音響的な) ソリトンなど、魅力的で多様な非線形波動が形成されることが、多数の理論的・数値的・実験的研究によってわかっている・・・(*)。
本講演では、体積平均化に基づく保存方程式系から、特異摂動法の一種の多重尺度展開を用いて、KdV-Burgers 方
程式や非線形 Schrodinger 方程式などの弱非線形波動方程式を統一的な導出を試みる。これらの数学的な求解ではなく、これらが物理法則(古典力学と古典熱力学)からどのように導かれるのか、その導出に焦点をあてる。
(*)のため、残念ながら、波の新たな物理を発見できてはおらず、講演者が唯一工夫したといえる、導出の方法論とその物理的動機を詳述したい。主として、理論流体力学・気泡力学・非線形音響学に属し、機械工学の一分野としての流体工学や超音波医工学などに背景がある。数学的厳密性などの面で、満足頂ける話は難しいと考えているが、ご容赦頂きたい。