新着情報

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数学域談話会(11月9日)

11月談話会のお知らせです。

なお、この談話会は数学フロンティアの対象科目です。 

 

日時:2023年11月09日(木) 15:15   -   16:45
場所:オンライン(zoom)
連絡先:kota@math.tsukuba.ac.jp
講演者:石井晶先生(東京理科大学)
タイトル:強スパイク固有値モデルに基づく高次元統計解析

アブストラクト:現代科学のデータは巨大化の一途を辿っています。ゲノム科学・情報工学・金融工学では、データの次元数は標本数を遥かに上回り、数十程度の標本数に対して次元数は数万を超えるようなデータがしばしば見られます。このようなデータに対して、従来の統計学である多変量解析では太刀打ちできません。そこで、2010年以降、高次元データに対する新しい統計学の理論である高次元統計解析が提唱され、発展してきました。
本講演では、ゲノムデータに代表される、非スパースな高次元データに対する統計的推測について紹介します。高次元データを2つの固有値モデルで分類し、固有値モデルに基づいた理論・方法論の構築の重要性について、実際のゲノムデータ解析例を交えて紹介します。

10月6日(金) 談話会 森 雅巳氏, 髙澤 光彦氏 (Arithmer株式会社)

10月の談話会を以下のように企画しています。

たくさんの方のご参加をお待ちしています。

なお、この談話会は数学フロンティアの対象科目です。

詳細は以下の通りです。

 

日時:2023年10月6日(金)15:30~17:00

場所:D509

講演者:森 雅巳氏, 髙澤 光彦氏 (Arithmer株式会社)

講演タイトル: 数学とAIによる社会課題解決事例

アブストラクト

https://nc.math.tsukuba.ac.jp/multidatabases/multidatabase_contents/detail/230/f83f48383e957e636df98f8db1181cb6?frame_id=109

 

第3回 数理の交差点


下記の要領で「第3回 数理の交差点」を開催いたします。

数理の交差点は、研究内容やセミナー情報を共有することで数学域とシステム情報系4域の繋がりを深める場であると同時に、他分野の方々にもオープンな場として開催される集会です。皆様奮ってご参加ください。

日時:       2023年9月28日(木) 14:00 -- 16:20
開催形式:  対面・Zoom ハイブリッド(状況次第でオンラインのみ)
対面開催地: 筑波大学 筑波キャンパス 総合研究練B棟1階0110室 (公開講義室)
       〒 305-8571 つくば市天王台1-1-1

※ Zoomからの参加をご希望の方は下記URLからミーティング登録をお願いいたします。

登録には名前・メールアドレス・会社名/学校名・役職 (学年) が必要です。

https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZMvd-GorT4qHdFD6iATd7ebDkTuomYXqzy6 

 

9月28日(木)

14:00 -- 14:10  開会

14:10 -- 14:40  新里高行 (知能機能システム)

       「不在としての全体が作る群れのダイナミクス」

14:55 -- 15:25  矢田和善 (数学)

       「高次元主成分分析: 推定の一致性とその応用」

15:40 -- 16:10  河又裕士 (人工知能科学センター)、岡田幸彦 (社会工学・人工知能科学センター)

       「分散機密データを想定した処置効果の推定手法の開発」

16:10 -- 16:20  閉会

 

プログラム:第3回数理の交差点_プログラム.pdf

アブストラクト:第3回数理の交差点_アブストラクト.pdf

 

 

第11回 筑波大学 RCMS サロン 「計算機によるAIとシミュレーションの数理」

筑波大学数理科学研究コア (RCMS) では、分野横断的な研究交流の一助となることを目指し、互いの研究分野の相互理解を推進する場として「RCMS サロン」を開催しています。

今回は「計算機によるAIとシミュレーションの数理」というテーマで3名の講師の方々に講演していただきます。

要項

  • 日時:2023年7月27日(木)15:00~18:00 (Tea Time を含む)
  • 開催方法:対面/オンラインのハイブリッド形式
  • 場所:筑波大学自然系学系棟D509セミナー室/Zoom meeting
  • 参加申し込み: 登録ページはこちら https://forms.gle/x3R74N7PVqE1YQmv5
    • 参加申込は7月24日(月)まで受け付けます。Zoomのアクセス手順はRCMSサロンの数日前に登録者へお送り致します。 
  • 共催:科研費 基盤研究 (A) 20H00576「大規模複雑データの理論と方法論の革新的展開」(研究代表者: 青嶋 誠)
  • サロンwebページ:https://rcms.math.tsukuba.ac.jp/events/rcms-salon-11

プログラム

★ 15:00 -- 15:15 Tea Time

★ 15:15 -- 15:50  照井 章(筑波大学 数理物質系/人工知能科学センター)

タイトル:数式処理によるロボットマニピュレータの逆運動学問題と経路計画問題の解法

概要:本講演ではロボットマニピュレータ(腕型ロボット)を動かす際の問題を取り上げます.与えられたロボットの先端の位置から各関節の角度を求める問題を逆運動学問題,ロボットの先端を動かす経路が与えられた際にその経路に沿った運動を行うための各関節の変位を求める問題を経路計画問題と呼びます.本講演では,数式処理を用いて,各問題の解の存在を厳密に判定・保証しながらそれらの解を効率的に求めるための手法を紹介します.

★ 16:05 -- 16:40 藤澤 誠(筑波大学 図書館情報メディア系)

タイトル:物理シミュレーションにおける数理とその応用

概要:現実世界の物理現象をコンピュータ内で再現するための技術として,物理シミュレーションが様々な分野で使われています.特にコンピュータグラフィックス(CG)分野では,複雑な自然現象をリアルに再現したいという要求から盛んに研究が行われています.本講演では,その中でも流体シミュレーションを中心として,その基礎となっている支配方程式およびそれをコンピュータで計算する際に使われる数理やアルゴリズム,CGでの応用などについて紹介します.  

★ 16:55 -- 17:40 石坂 敢也,加茂 碧唯(富士フイルムビジネスイノベーション (株) )

タイトル:小規模学習データによる商品棚の陳列状態推定

概要:小売業において,商品管理や棚割り作業の効率化のために,商品棚にある商品をAIで特定したいというニーズがあります.この問題は一般に物体検出と画像照合により構成され,店舗毎に異なる照明環境や陳列状態下で,類似デザインを含む数百~数千商品を検出・峻別でき,頻繁な商品デザイン変更にも追随できることが求められます.この問題に対して各商品のone-shot画像だけが与えられた前提でアプローチする深層学習技術について紹介します.

★ 17:40 -- 18:00 Tea Time

お問い合わせ先

世話人: 照井 章(筑波大学 数理物質系)

E-mail:rcms-salon at math.tsukuba.ac.jp ("at" を @ に置き換えてください)

謝辞

今回のRCMSサロンは科研費基盤研究(A) 20H00576「大規模複雑データの理論と方法論の革新的展開」(研究代表者: 青嶋 誠)の支援を受けています.

6月1日(木) 談話会 伊藤 昇氏(茨城工業高等専門学校)

12月の談話会を以下のように企画しています。

たくさんの方のご参加をお待ちしています。

なお、この談話会は数学フロンティアの対象科目です。

詳細は以下の通りです。

 

日時:2023年6月1日(木)15:30~17:00

場所:オンライン

講演者:伊藤 昇氏(茨城工業高等専門学校)

講演タイトル: A quantization of the Arnold strangeness invariant 

アブストラクト

https://nc.math.tsukuba.ac.jp/multidatabases/multidatabase_contents/detail/230/f83f48383e957e636df98f8db1181cb6?frame_id=109

 

登録フォーム(学外の方はこちらの参加フォームから登録してください)

https://forms.gle/pyA4bHJyGWYYabE96

連絡先:tange_(あっと)_math.tsukuba.ac.jp  (丹下基生)