新着情報
代数特別セミナー (10月2日)
日程: 2013年10月2日
時間: 10:00~12:00
15:00~17:00
場所: 自然系学系棟 D814
フランスとカナダから二名の数学者が来訪されるのを機に、下記の要領で合同セミナーを開催いたします。興味のある方は遠慮なく御参加ください。
講演者: Bertrand Rémy 氏 (Lyon 大学・Prof. )
題目: Kac-Moody groups: simplicity and finiteness properties (results and questions)
10:00~11:30 講演&質問
11:30~12:00 討論
講演者: Robert Moody 氏 (Victoria 大学・Prof. )
題目: Simple Lie groups and Gaussian cubature
15:00~16:30 講演&質問
16:30~17:00 討論
微分幾何学火曜セミナー (7月30日)
日時: 7月 30日 (火), 15:15 ~ 16:15
場所: 自然系学系棟 B627
講演者: 守屋克洋 (筑波大学)
タイトル: Wintgen理想的曲面の高次元化とシュワルツの補題
概要:
Wintgenは四次元ユークリッド空間内の曲面のガウス曲率、法曲率、平均曲率の間に成り立つ不等式を提示した。その高次元版として、空間形内の部分多様体についても同様な不等式が成り立つことが知られている。この不等式の等号が成り立つ場合をWintgen理想的部分多様体といい、部分多様体の研究課題となっている。本講演ではWintgen理想的部分多様体と別な方法で高次元化を行い、正則写像のシュワルツの補題の類似を提示する。
数学専攻 情報数学分野 研究計画発表会(7月30日)
下記の要領で数学専攻博士前期課程2年次生(情報数学分野 M2)の研究計画発表会を行います.多くの方のご来聴を期待しております.
日時:2013年7月30日(火)10時00分~12時00分
場所:自然系学系棟D棟 D509
プログラム
10時00分~10時15分:根本大輝 接合関数を用いた従属性尺度の考察
10時15分~10時30分:石井 晶 高次元小標本の幾何学的表現と最大固有値の漸近分布
10時30分~10時45分:田代 浩 独立成分分析の理論と応用について
10時45分~11時00分:小林宗広 Indiscernible ArrayとIndiscernible Tree
11時00分~11時15分:池田展朗 モデル理論の Many-sorted Model への拡張
11時15分~11時30分:藤田貴久 TBA
11時30分~11時45分:山崎朋幸 様々な多角形タイリングについて
11時45分~12時00分:大津 融 p進数計算のアルゴリズム
掲示・チラシはこちら:研究計画発表会2013.pdf
解析セミナー(7月29日)
以下のような解析セミナーを開きますので,
ご興味のある方はご参加ください.
日 時: 7月 29 日(月) 15時30分~ 17時
※ 通常と曜日が異なりますので,ご注意ください.
講 演 者: Luca Prelli 氏(CMAF, Lisbon 大学)
題 目: Specialization along a family of divisors
(joint work with N.Honda, Hokkaido University)
講演要旨:
The multi-specialization functor is a natural extension of the specialization functor along a single closed submanifold to
that along several closed ones. It generalizes the bi-specialization of Schapira and Takeuchi. This functor gives important objects in analysis such as
the sheaves of strongly asymptotically developable holomorphic
functions. We will explain, in this talk, these new functor
and relative properties.
代数特別セミナー(7/25)
この講演は最初の一時間はイントロです。その後、休憩をはさんで証明も含めた詳しいお話をしていただきます。
2013年 7月25日 木曜
場所:D509
時間 16:00-17:00 + 17:10-
講演者: 安福 悠(日本大学)
タイトル:軌道の点の座標表示の桁数
アブストラクト: 代数多様体上の自己写像 f: X -> X と有理点 P に対し, 軌道を P, f(P), f(f(P)), ... で定義する.この講演では,射影空間上の自己写像の軌道の点を座標表示したとき,座標の桁数が大体同じ位になっていくことについてお話する.Vojta予想というディオファントス幾何の大変深遠な予想を仮定することで,一般の射や有理写像に関し結果を得られる.また,予想を仮定せずに導ける具体例も,構築することができる.より多くの例の構築には,力学系モーデル・ラング問題の解決とも関連があるので,時間があればこの問題についても触れたい.
連絡先 秋山茂樹 (内線4395)