新着情報

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秋C集中講義(1月27日、2月3日、2月10日)

科目名:数理科学特論Ⅰ (1単位)
科目番号:01BB126
担当教員:小谷善行 氏 (東京農工大学 教授)

日時:2014年1月27日(月) 13:00~
    2014年2月3日(月) 10:00~
    2014年2月10日(月) 10:00~
場所:自然系学系棟D814

題目:ゲーム・パズルの数理とアルゴリズム
講義の概要
 パズルやゲームは人間の娯楽であるだけではなく、人工知能などの情報科学の題材であり、それを目標とすることによって学問が発展してきた。本講義では、パズルやゲームのそうした面を、解くアルゴリズム、対戦するアルゴリズムまたそのなかで用いられる数理的な仕組みについて論じる。すべてコンピュータで扱えるような具体性のある問題を示して説明する。
世話人:坂井公

1月24日までTWINSにて履修登録可能

教育研究科集中講義(1月22日~1月24日)

  • 科目番号:01B6643 (教育研究科開講)
  • 授業科目:数学特論III
  • 単位数:1
  • 実施日・時間:1月22日(水)13時45分~
    1月23日(木)未定
    1月24日(金)未定
    (1月22日の最初に予定をお知らせします)
  • 教室:自然系学系棟D814
  • 担当教員:高橋邦彦 氏(名古屋大学 医学系研究科 准教授)
  • 講義題目:医学データ解析入門
  • 概要:調査研究を行うためには,その目的に応じた適切な研究デザインのもとで,必要最小限のデータを集め,適切な統計解析を行うことが重要です。この講義では,特に医学・保健医療分野に注目し,調査研究のプロセスに欠かせない,統計の考え方,基本的な調査デザインと解析方法,結果の見方とその解釈について,実際の医学分野の例題を用いながら講義を行います。具体的には㈰医学データの要約,㈪推定と検定,㈫平均値の比較,㈬頻度の比較,㈭相関と回帰分析,㈮交絡と多変量解析による調整,㈯生存時間データの解析,などについて,演習を含めたデータ解析と解釈に重点を置いて講義します。本講義を受講するにあたっては,基本的な数理の知識があることが望ましいですが,統計や医学についての知識は特に必要ありません。また簡単な演習のため各自電卓またはパソコンを持参してください。
  • 履修申請期間:〜1月10日(金)TWINSで申請のこと
    世話人 小池健一

臨時解析セミナー(1月16日)

日  時: 1月16日(木)15時30分~17時00分
(曜日が通常と異なりますので,ご注意ください.)

講 演 者: Victor Isakov 氏 (Wichita State University)

題  目: On increasing stability in the Cauchy and inverse problems for the
Helmholtz type elliptic equations

要  旨: We derive conditional stability estimates for the Helmholtz type equations
which are becoming of Lipschitz type for large frequencies/wave numbers.
Proofs use splitting solutions into low and high frequencies parts where we use energy
(in particular) Carleman estimates. We discuss numerical confirmation and open problems.

We report on new stability estimates for recovery of the near field from the scattering
amplitude and for Schroedinger potential from the Dirichlet-to Neumann map. In these
estimates unstable (logarithmic part) goes to zero as the wave number grows. Proofs
are using new bounds for Hankel functions and complex and real geometrical optics solutions.

【 場所 】 自然学系D棟 509教室

特異点理論についての講演会 (1月14日)

日時:2014年1月14日(火曜日)16:30-18:30
場所:筑波大学 自然系学系 D棟 D509 教室

題目: Singularities at infinity of polynomial mappings
講師:Tat Thang Nguyen 
(Institute of Mathematics, Vietnam Academy of Sciences) 

概要:
Let F: C^n \to C^m be a polynomial mapping. It is  well-known that F
defines a locally trivial fibration outside some subset of C^m which is
called the "bifurcation set". In order to study the topology  of the map F
one problem should be solved is: to characterize the  bifurcation set of
F. In this talk, I will recall known results for this problem  and give
our solution for the problem in some particular cases.

このセミナーでは、多項式写像の分岐点と無限遠点における特異点に
ついてお話し頂きます。 大学院生ならびに教員の方々のご参加を
お待ちしています。 

微分幾何学火曜セミナー(1月14日)

日時:2014年1月14日(火),15:15~16:45
場所:B627

講演者:川上裕 氏 (山口大)
タイトル:曲面のガウス写像の函数論的性質について

説明:
3次元ユークリッド空間内の極小曲面のガウス写像には幾つかの函数論的性質が存在する。例えば、完備かつ非平坦な極小曲面のガウス写像の除外値数は高々4になるという「ピカールの小定理」に対応した結果が成り立つ。また、ガウス写像の7つの値の逆像が一致した場合、その写像が完全に1つに決まるという「ネバンリンナの一意化定理」に対応した結果も成り立つ。さらに、このような性質は、3次元双曲型空間内の平均曲率が1の双曲的ガウス写像や3次元アファイン空間内の非固有アファイン波面のラグランジアンガウス写像についても成り立つ。
そこで、本講演では、これらガウス写像の函数論的性質の意義およびその幾何学的背景について解説する。