新着情報

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大学院集中講義(1月12日〜15日)

科目:幾何学特論I(01BB050)
講師:辻井正人(九州大学大学院数理学研究院)
日時:2016年1月12日(火)〜15日(金)
   初回は13:45開始 以降の日程は初回に通知する
場所:自然系学系D棟509
題目:双曲力学系のレゾナンス
概要:双曲力学系におけるレゾナンスについて講義する.力学系の相空間上の関数への自然な作用(やその一般化)は転送作用素と呼ばれる.双曲力学系は典型的なカオス的力学系であり,軌道の微小な差異が指数的に拡大される性質(初期値に関する鋭敏な依存性)を持つ.これをある種の拡散過程と捉えると,転送作用素は拡散方程式に対応し,その生成作用素が離散的スペクトル(レゾナンス)を持つと想像される.実際に適切な関数空間を取ることでそのような離散スペクトルを観察し,その基本的な性質について議論するのが本講義の目的である.
力学系についてはあまり予備知識を仮定せず,比較的単純な拡大的力学系から始めて,双曲的写像,双曲的流れと話を進めたい.

筑波大学数学談話会 (11月26日)

日時:11月26日(木曜日), 15:30--16:30 (15:00 より tea)

場所:自然系学系 D棟 509

講演者:桑原 敏郎 氏 (筑波大学)

題目:超局所微分作用素によって構成される非可換代数と表現論

概要:
非常に基本的な例を基に、超局所微分作用素を用いてシンプレクティック多様体を量子化(非可換変形)して得られる代数とその表現論について簡単に解説します。このような代数には(古典的な)半単純リー代数の普遍包絡環のほか、有理チェレドニック代数や有限W代数がありますが、多様体の基本的な性質が量子化された代数にまで持ち上がるなどの良い性質を持ちます。本講演ではそのような点に触れるとともに、最近増えている正標数の場合や、q-類似、頂点代数での類似についても簡単に紹介しようと思います。

科研費シンポジウム 大規模複雑データの理論と方法論:最前線の動向

「大規模複雑データの理論と方法論の総合的研究」研究代表者: 青嶋 誠
学術研究助成基金助成金 挑戦的萌芽研究 26540010
「ビッグデータの統計学: 理論の開拓と3Vへの挑戦」研究代表者: 青嶋 誠
によるシンポジウム

 「大規模複雑データの理論と方法論:最前線の動向」

世話人: 青嶋 誠 (筑波大学)、矢田 和善 (筑波大学)、日野 英逸 (筑波大学)
日 時: 2015年11月16日 (月) ~ 18日 (水)
場 所: 筑波大学自然系学系棟D棟 D509 (筑波キャンパス内)

内容・目的や懇親会などの最新情報は、下記サイトでご確認下さい。
http://www.math.tsukuba.ac.jp/~aoshima-lab/jp/symposium.html

プログラム:
http://www.math.tsukuba.ac.jp/~aoshima-lab/jp/program_2015.pdf

第4回 数理連携サロン (12月2日)

日時: 2015年 12月 2日 (水曜日), 15:15 -- 17:15
( 14:45 -- 15:15 と 17:15 -- 18:00 はティータイム)
場所: 自然系学系 D 棟 509

プログラム

15:15-15:45 「高次元データの統計数理」
青嶋 誠 (筑波大学数理物質系数学域・教授)

16:00-16:30 「電波天文学における統計」
中井 直正 (筑波大学数理物質系物理学域・教授)

16:45-17:15  「スパース学習による高次元データ解析」
川野 秀一 (電気通信大学大学院情報システム学研究科・准教授)

第3回 数理連携サロン (6月18日)

日時: 2015年 6月 18日 (木曜日), 15:15 -- 17:15 
(14:45 --15:15, 17:15--18:00 はティータイム)

プログラム

15:15-15:45 「共役系高分子による球体形成と共鳴発光現象」
山本 洋平(筑波大学数理物質系物質工学域)

16:00-16:30 「粉末結晶構造解析に現れる数学の問題について」
富安 亮子(高エネルギー加速器研究機構さきがけ研究員)

16:45-17:15 「分散型写像流の幾何解析」
千原 浩之(筑波大学数理物質系数学域)