数学類トピックス
数学類懇談会を開催(宮本次郎先生)(6月26日)
2017年6月26日に、数学類生を対象にした教育に関する懇談会を開催しました。
講師の宮本次郎先生(筑波大学卒、現・岩手県立一関第一高等学校)は、独自の教材を製作するなどして工夫した授業を行っていることで知られ、それらの成果をまとめた著書もあります。
今回は「数学教員を目指す人へ」というタイトルで、先生ご自身の授業の経験を基に、生徒の学ぶ意欲を引き出すための授業の工夫など、これから教員を目指す学生に期待することについて、お話いただきました。
参加者は先生のお話に熱心に耳を傾け、質疑応答が行われました。
懇談会の様子
- 90分で実感できる微積分の考え方(サイエンス・アイ新書) http://sciencei.sbcr.jp/archives/2016/10/si90.html
- 面白いほどよくわかる高校数学(関数編)(サイエンス・アイ新書) http://sciencei.sbcr.jp/archives/2016/01/_2_1100_20161.html
- Twitter: @toretate0928
筑波大学 GFEST 数学分野 特別実習(6月12日)
特別実習の様子
平成28年度受験生のための筑波大学説明会
平成28年度体験学習の概要を掲載しました
詳細はこちらをご覧ください.
筑波大学 GFEST 数学分野 特別実習(12月20日)
2015年12月20日に、筑波大学 GFEST 数学分野の平成27年度第1回特別実習が実施されました。
筑波大学
本年度、GFEST 数学分野には1人の高校生が採用され、数学類の教員に加え、ティーチング・アシスタント (TA) として、数学類の学群生(学部生)および数理物質科学研究科 数学専攻の大学院生が支援に参加しています。今回は、本年度最初の特別実習ということで、数学と物理の分野から、2人の高校生を迎えて、実習を行いました。
今回の実習では、前半で「魔方陣」の話題を扱いました。魔方陣を、それと関連のある「ラテン法陣」から構成する方法を、実際に計算しながら体験し、ある種の魔法陣の構成には有限体を用いることを学びました。
実習の後半では、担当教員の研究内容の紹介として、人工知能プロジェクト「ロボットは東大に入れるか」の数学分野の取り組みが紹介されました。
最後に、受講生の人達と、大学の先生方や大学院生との懇談が行われ、大学で学ぶ数学の内容や、勉強の方法などについて、活発な質疑応答が行われました。
GFEST では、受講生全体を対象とする共通プログラムと、各分野毎の特別実習を行っており(詳しくはスケジュールを参照)、次回の実習は来年に行われる予定です。
実習の様子