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第7回 筑波大学 RCMS サロン「ロボティクスの数理」(2020年12月11日)

筑波大学数理科学研究コア (RCMS)」は、筑波大学数理物質系数学域の教員を中心に、諸科学分野・産業の研究者と数学者との協働・共同研究を推進する組織です。
文部科学省委託事業「数学アドバンストイノベーションプラットフォーム (AIMaP)」(幹事拠点:九州大学)の協力拠点としても活動しております。

当組織では、分野横断的な研究交流の一助となることを目指し、互いの研究分野の相互理解を推進する場として「RCMSサロン」を定期的に開催しています。
今回は「ロボティクスの数理」というテーマで3名の講師の方々に講演していただきます。
ふるってご参加ください。

第7回 筑波大学 RCMS サロン「ロボティクスの数理」

日時:2020年12月11日(金)15:15 ~ 18:00 (Tea Time を含む)
場所:オンライン(Zoomを使用予定)
申込先:事前申し込み制です。下記のwebページよりお申し込みください。
http://rcms.math.tsukuba.ac.jp/events/rcms-salon-7
申込締切:12月9日(水)

お問い合わせ先

世話人:照井 章(筑波大学 数理物質系)  
E-mail:rcms-salon-7 at math.tsukuba.ac.jp

プログラム

★ 15:15 -- 15:30 ティータイム

★ 15:30 -- 16:00 三河 正彦(筑波大学 図書館情報メディア系)
タイトル:「ロボットマニピュレータの逆運動学問題に関する最新動向」
概要:腕型ロボットに代表される複数の関節から構成されるロボットは,ロボットマニピュレータと呼ばれます.マニピュレータの各関節の角度や変位からロボット先端の位置と姿勢を算出することを順運動学,先端の位置と姿勢から各関節の角度や変位を算出することを逆運動学と呼び,ロボットを動かす際に必要となる基本的な計算となります.順運動学は簡単に算出できるのですが,逆運動学は関節の数が多くなればなるほど,変数が多数含まれる非線形な連立方程式を解かなければならず,解が求まりにくくなります.今回は,このような逆運動学問題に関する最新動向をご紹介させていただきます.

★ 16:15 -- 16:45 照井 章(筑波大学 数理物質系)
タイトル:「数式処理によるロボットの運動計画:概要と課題」
概要:本講演では、数式処理のロボット制御への応用の中から、ロボットマニピュレータの逆運動学問題の数式処理による解法を取り上げます。数式処理による逆運動学問題の解法は、解の存在性や存在範囲を厳密に判定・計算可能な一方で、計算効率や、近似値で与えられる動作目標や設計パラメータを、厳密演算を旨とする数式処理にどのように適合させるかといった課題があります。本講演では、数式処理によるロボットマニピュレータの逆運動学問題の解法を概観し、最近の数式処理の理論や技術で課題を解決するための展望について論じます。

★ 17:00 -- 17:30 梶田 秀司(産業技術総合研究所)
タイトル:「2足歩行ロボット制御の数理」
概要:我々の多くが日常無意識に行っている動的2足歩行を、ロボット工学がどのようにモデル化し、ロボットの歩行を実現しているかについて、産総研で開発されたヒューマノイドロボットの具体例を示しつつ説明します。
その本質は、(1) 多剛体モデルから質点-角運動量モデルへの粗視化と、(2) 簡略化されたモデルのZMP(ゼロモーメント・ポイント、床反力作用中心)に注目した軌道計画と制御にあります。

★ 17:30 -- 18:00  ティータイム

延期:F-MIRAI×数学域「プロジェクト集会・数学と未来」 開催のお知らせ

昨今のコロナウィルス感染防止の社会状況を鑑み,下記の通り予定しておりました集会の開催を延期いたします.なお,現時点での開催時期は未定です.参加を予定されていた皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが,何卒ご理解お願い申し上げます

 

F-MIRAI×数学域「プロジェクト集会・数学と未来」 開催のお知らせ

筑波大学未来社会工学開発研究センター(F-MIRAI)と数学域は,継続的に茶話会や勉強会などを行って共同研究のための環境整備および相互理解を進めてきました.これまでの総括と基礎理論の学習、および共同研究の糸口の発見を目指して下記の通り集会を開催いたします.ぜひご参加ください.

日    時:    3 月 9 日(月) 13:30~17:25
場    所:   筑波大学総合研究棟 B 棟 0108 室(講演教室),0107 室(ポスター発表会場)

プログラム:
13:30~13:35  開会挨拶

13:35~14:35  講演 1  腰塚 武志 氏(筑波大学名誉教授)
講演題目:   「応用のための積分幾何学」(近代科学社) を書いて

14:50~15:50  ポスター発表

16:00~16:30  講演 2  久保 隆徹 氏(お茶の水女子大学基幹研究院自然科学系)
講演題目:    時間遅れの項をもつ Burgers
方程式について

16:45~17:15  講演 3  矢田 和善 氏(筑波大学数学域)
講演題目:   
高次元統計解析:高次元 PCA とその応用

17:15~17:25  ポスター表彰・閉会挨拶

講演概要はこちら

【連絡先】
筑波大学未来社会工学開発研究センター(F-MIRAI)
中村 憲史  e-mail:nakamura.kenji.fu@u.tsukuba.ac.jp

研究集会「リーマン幾何と幾何解析」(2月14日,15日)

研究集会「リーマン幾何と幾何解析」のプログラムにつきまして
下記の通りご案内申し上げます.
皆様のご参加をお待ちしております.


研究集会「リーマン幾何と幾何解析」
日程:2020年2月14日(金),15日(土)
場所:筑波大学 1B棟2階 1B208講義室
地図:http://www.tsukuba.ac.jp/access/gmap/gmap.php?i=117020
HP:http://www.math.tohoku.ac.jp/~takumiy/RGGA20.html
プログラム:
2月14日(金)
10:00--11:00:本多正平氏(東北大学)
熱核を使って DePhilippis-Gigli の予想を解く
11:15--12:15:藤岡禎司氏(京都大学)
Alexandrov 空間の extremal subset に関する諸定理
13:45--14:45:相野眞行氏(名古屋大学)
ほぼ平行な微分形式とリーマン多様体の概分解
15:00--16:00:Cong Hung Mai 氏(京都大学)
Quantitative estimates for the Bakry-Ledoux isoperimetric inequality
16:15--17:15:櫻井陽平氏(東北大学)
Ricci 曲率が下に有界な有向グラフの幾何解析的性質
2月15日(土)
9:45--10:45:松本佳彦氏(大阪大学)
CR structures, ACH-Einstein fillings, and almost complex structures
11:00--12:00:濱中翔太氏(中央大学)
Decompositions of the space of Riemannian metrics on a compact manifold with boundary
13:30--14:30:三石史人氏(福岡大学)
pエネルギーのある種のミニ・マックス値とパッキング半径
14:45--15:45:小澤龍ノ介氏(東北大学)
測度距離空間列の射影極限とピラミッド
16:00--17:00:塩谷隆氏(東北大学)
Graph manifolds as ends of negatively curved Riemannian manifolds
世話人:
山口孝男(京都大学)
横田巧 (東北大学)
永野幸一(筑波大学)

数学域談話会(11月28日)

11月の談話会は退職された坂井公先生をお招きしてお話を伺います。
たくさんの方のご参加をお待ちしています。

詳細は以下の通りです。
日時:11月28日(木)15:30~17:00 (ティータイムは15時から)
場所:1E205 (ティータイムは1E204にて)
講演者:坂井公先生
講演タイトル:組合せゲームによる数論  
アブストラクト:タイトルから誤解を受けることが無いように最初に断っておきますが,おそらく通常の数論研究に参考になるようなことは何もありません。組合せゲームの中には,数としてとらえることで,その性質や必勝法が解析しやすくなるものが多々あり,その数理(病理?)についての話です。Conwayの超現実数と呼ばれるもので,実数全体に似た順序構造を作りますが,無限大・無限小などを含む奇妙な体になります。

連絡先:竹内耕太(kota@math.tsukuba.ac.jp)

International Symposium on Theories and Methodologies for Large Complex Data

下記の科研費国際シンポジウムを、ご案内します。
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科学研究費補助金 基盤研究(A) 15H01678 (2015年度~2019年度)
「大規模複雑データの理論と方法論の総合的研究」研究代表者: 青嶋 誠
学術研究助成基金助成金 挑戦的研究 (萌芽) 19K22837 (2019年度~2021年度)
「超高次元データによる個別化モデリングへの挑戦」研究代表者: 青嶋 誠
による国際シンポジウム

 「International Symposium on Theories and Methodologies for Large
Complex Data」

世話人: 青嶋 誠 (筑波大学)、イリチュ美佳 (筑波大学)、矢田 和善 (筑波大学)、石井 晶(東京理科大学)
日 時: 2019年11月21日 (木) ~ 23日 (土)
場 所: つくば国際会議場 中会議室406  ( https://www.epochal.or.jp/ )


プログラムとアブストラクトは、下記サイトでご確認下さい。
http://www.math.tsukuba.ac.jp/~aoshima-lab/workshop_detail.html

シンポジウムの最新情報は、下記サイトでご確認下さい。
http://www.math.tsukuba.ac.jp/~aoshima-lab/jp/symposium.html


なお、22日(金)に、高次元ランダム行列理論で著名なYao教授等 以下の5名の著名な研究者による基調講演と特別招待講演を予定しています。

基調講演者
   Prof. Jianfeng(Jeff) Yao (The University of Hong Kong)
   Dr. I-Ping Tu (Academia Sinica)

特別招待講演者
   Dr. Ping-Shou Zhong (University of Illinois at Chicago)
   Dr. Joong-Ho Won (Seoul National University)
   Dr. Jörn Schulz (University of Stavanger)


事前申し込みは不要です。どうかお気軽にお越し下さい。

茶話会 (11/20)

11月の茶話会を以下のように企画しております.
ご興味のある方はぜひご参加ください.
(なお,本セミナーは大学院科目「数学フロンティア」対象セミナーです)

日時: 11 月 20 日 (水) 15:15~16:45
場所: 筑波大学第一エリア自然系学系棟 B 棟 B114 教室(通常と会場が異なりますのでご注意ください)
講演者:  和田 健太郎氏 (筑波大学・社会工学域)
題目: 工学における交通流研究:ボトルネックの振る舞いとその理論化
概要:
交通渋滞とは,道路上のボトルネック地点にその交通容量を超 えた交通需要が到着し,待ち行列が形成される現象である. ただし,ボトルネックと一口で言っても,車線減少・分流・合流・織り込み・サグ・トンネルなど様々であり,そこでの運転挙動やボトルネックの顕在化メカニズムは多種多様である. 本講演では,流体力学的 (KW: Kinematic Wave) モデルおよびその拡張モデルに基づく交通渋滞現象の解析法や解析事例をいくつか紹介する. 具体的には,(i) KW モデルの変分問題としての表現と複雑な境界条件の取り扱い,(ii) 様々な座標系における KW モデルと交通流の異質性の表現,(iii) 渋滞中のサグ部における安定交通流現象の解析,の話題を予定している.

teatime_2019_10.pdf

トポロジーセミナー

日時:2019年8月1日(木)16:00~17:30

場所:
筑波大学 自然系学系D棟D814 

講演者:
大城佳奈子 氏 (上智大学 理工学部)

講演題目:Knot-theoretic ternary-quasigroups, local biquandles, and shadow biquandles

アブストラクト:Knot-theoretic ternary-quasigroup は絡み目図式の領域彩色に関係する代数系であり,Niebrzydowski によって(コ)ホモロジー理論や絡み目のコサイクル不変量が定義された.
Knot-theoretic ternary-quasigroup 理論は local biquandle 理論で(つまり,biquandle 理論のように)解釈される.
また,ある条件を満たす shadow biquandle 理論も local biquandle 理論で解釈される.
この研究は,部分的に Sam Nelson 氏 (Claremont McKenna College),大山口菜都美氏(秀明大学)との共同研究を含んでいる.

研究科修了生との懇談会(数学類)

数学類主催による研究科修了生との懇談会を開催します。



日時:7月22日(月)2限 10:10〜11:25
場所:1E403セミナー室
講師:宮本次郎先生(岩手県立一関第一高等学校)
題目:高校数学教員は大学数学の夢を見るか
概要:
 大学・大学院を終わって高校数学教員として37年も生きてきました。毎日授業をしたり、算数・数学の教員が集まる研究会に参加して自分の授業を見つめなおしたり、日々生徒たちのいろいろな活動と付き合いながら、大学時代に学んだ数学が自分自身のこんなところに影響しているものかと驚くことが多くありました。
 自分と同じように大学で数学を学んだ方々が社会の中で活躍している様子に触れることも多くありました。
 そういういくつかのエピソードをあげながら、大学で学んだ数学が、今の仕事にどのように影響を及ぼしているか紹介したいと考えています。


講師の宮本先生は、筑波大学大学院の出身で、

「90分で実感できる微積分の考え方」https://sciencei.sbcr.jp/archives/2016/10/si90.html
「面白いほどよくわかる高校数学(関数編)」https://sciencei.sbcr.jp/archives/2016/01/_2_1100_20161.html

を執筆され、高校教科書の執筆にも携わったことのある先生です。

中学・高校教員になろうと思っている学生はもちろん、その他の学生にとっても、先輩のお話は、今後の進路を考える上で何らかの参考になると思います。

茶話会


 7月の茶話会を以下のように企画しております.
 ご興味のある方はぜひご参加ください.
 (なお,本セミナーは大学院科目「数学フロンティア」対象セミナーです)

 日 時 7月31日(水) 15時15分~16時45分
 場 所 筑波大学第一エリア自然系学系棟D棟 509教室
 講演者 井ノ口 順一氏(筑波大学・数学域)
 題 目 カーデザインの幾何学

 概 要:
 乗用車などの工業意匠設計 (Industrial Shape Design) や 形状処理 (CAGD, Computer Aided Geometric Design) においては,特殊な性質をもつ平面曲線が設計部品として用いられている.高度に美的な外観を与える曲面を生成するための曲線(キーライン曲線)が工業意匠設計の研究対象である.現在ではB-スプライン曲線およびNURBSと呼ばれる曲線が主に活用されているが,これらの曲線で,デザイン上必要な曲線がすべて生成できるわけではない.本講演では可積分系理論・離散微分幾何(Discrete Differential Geometry)に基づく純国産の生成方法に関する研究成果を報告する.本講演は三浦憲二郎氏(静岡大学),梶原健司氏(九州大学IMI),Wolfgang K. Schief氏(The University of New South Wales)との学際的国際共同研究に基づく. 

第4回 RCMS サロン「医学・生物学における統計数理」(7/18)

第4回 RCMS サロン「医学・生物学における統計数理」

今回は「医学・生物学における統計数理」というテーマで3名の講師の方々に講演していただきます.

なお,本サロンは大学院科目「数学フロンティア」対象セミナーです)



要項

日時:2019年7月18日(木)15:30 -- 18:00

場所:筑波大学第一エリア 自然系学系棟 D509

プログラム

15:30 -- 15:45 ティータイム

15:45 -- 16:15  矢田 和善(筑波大学 数理物質系)

       「高次元統計学とその応用

16:30 -- 17:00  仲木 竜株式会社Rhelixa代表取締役CEO

       「高次元ゲノムデータにおける統計解析の活用と課題」 

17:15 -- 17:45  丸尾 和司(筑波大学 医学医療系

       「医学研究における経時対応型Box-Coxモデルの応用

17:45 -- 18:00  ティータイム



お問い合わせ

世話人:矢田 和善(筑波大学 数理物質系)  

E-mail:yata*@*math.tsukuba.ac.jp (@の前後の*を取り除いてください)

6月談話会

 
 6月の談話会を下記のように企画しております.奮ってご参加ください.
 (なお,本談話会は大学院科目「数学フロンティア」対象セミナーです)
 
 日  時:  6 月 20 日(木) 15時~16時30分
 場  所:  自然学系棟D棟  509教室 

 講 演 者:  高橋 大輔 氏 (早稲田大学理工学術院)
 
 題  目:  Max演算の方程式:その理論と応用

 概  要:
 Max-Plus代数,あるいは,Max演算と縁の深い束上の区分線形型非線形時間発展方程式の理論と応用について述べる.ソリトン方程式の超離散化によって得られたMax-Plus方程式がそもそもの関わりであるが,ソリトン系の観点を離れてもMax演算がもたらす数理は奥が深く面白い.講演では,どのようなことが表現でき,何が問題となり,何がわかったかについて具体例を挙げながら解説する.

第3回茶話会 (F-MIRAI)

日 時: 2019年5月17日(金) 15:15〜17:15

場 所: 筑波大学第一エリア自然系学系棟D棟 D509 教室

講演者: 筑波大学未来社会工学開発研究センター

題 目: 地域社会の次世代自動車交通基盤 〜つくばモデルの実現に向けて〜

概 要: 

産業競争力懇談会(COCN)2018 年度推進テーマの最終報告書が2月に公開された. 第一部は, この最終報告書をもとに未来社会工学開発研究センターが取り組むプロジェクトについて紹介する. 特に, プロジェクト実現のためのユースケースである「キャンパス MaaS」と「医療 MaaS」(MaaS:Mobility as a Service)を「つくばモデル」として構築することを目指しており, この取り組みについて紹介する.

第二部では, つくばモデル実現のために収集している実測データやその活用法について紹介する. また, 学内に設置する 25m プール模擬試験場で事前検討する内容や, 直面している課題について共有する.


この茶話会は、数学域が筑波大学未来社会工学開発研究センター (F-MIRAI) と進める共同研究の一環で開催するものです。

微分幾何セミナー・解析セミナー

 微分幾何セミナー・解析セミナー(合同セミナー)を以下のように企画しております.
 奮ってご参加ください.
 (本セミナーは大学院科目「数学フロンティア」対象セミナーです)

 日時: 5月 22日(水) 15時半~17時
 場所: 自然学系棟 D棟 509 教室
 講演者 : 井ノ口 順一氏(筑波大学)

 題目: 微分方程式の差分化と超離散化
 概要:  諸科学における数理モデルでは微分方程式の解および微分方程式を離散化して得られる差分方程式を用いたシミュレーションが用いられる。本セミナーでは微分方程式の持つ数学的構造(保存量や対称性)を保つ差分化とそのセルオートマトン化

の初歩について解説する。

第3回では差分方程式の超離散化について解説する。
 (当初予定していました第4回目は都合により中止になりました)

解析セミナー (4月24日)

下記の日程で解析セミナーを開催いたしますので、興味がございます方は是非ご参加下さい。

日時: 平成31年4月24日(水) 17時 --- 18時 
場所: 筑波大学 自然系学系 D棟 D509教室 

講演者: Jean Vaillant 氏(University of Paris VI)
題目: Necessary and sufficient conditions of hyperbolicity and weak hyperbolicity

微分幾何・解析セミナー(合同セミナー)

 
 微分幾何・解析 合同セミナーとして以下のように企画しています.
 みなさまのご聴講お待ちしております.

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   日時: 第1回:4月17日(水)15:30~17:00
     第2回:4月26日(金)12:15~13:45
                ※第3回,第4回については後日掲載します.

   場所: 自然学系棟D棟 509 教室
 
 講演者: 井ノ口 順一氏(筑波大学・数学域)
 
 題目: "微分方程式の差分化と超離散化"
 概要: 諸科学における数理モデルでは微分方程式の解および微分方程式を離散化して得られる差分方程式を用いたシミュレーションが用いられる。本セミナーでは微分方程式の持つ数学的構造(保存量や対称性)を保つ差分化とそのセルオートマトン化の初歩について解説する。
 第1回と第2回で微分方程式の可積分離散化を解説する。
 第3回と第4回では差分方程式の超離散化について解説する。

数学フロンティアセミナー


 (本セミナーは大学院科目「数学フロンティア」対象セミナーです)

 日時 2月18日(月) 15時~16時半
  ※ 18日に予定されていましたセミナーは講演者の都合により延期することになりました.後日,改めて日程を提示します.

 場所 自然学系棟 B棟 718教室
 講演者 中村 憲史氏(筑波大学)
 題目 "L2 boundedness of solutions to the 2D Navier-Stokes equations and hyperbolic Navier-Stokes equations"

 みなさまのご聴講お待ちしております.

茶話会

日 時: 
2019年1月30日(水)15:15~17:15
場 所: 
筑波大学第一エリア 自然系学系棟D509教室
講演者:
小嶋和法(トヨタ自動車(株)未来創生センターS-フロンティア部未来社会工学研究室)
河内健史(トヨタ自動車(株)未来創生センターS-フロンティア部未来社会工学研究室)
講演題目:
地域未来の次世代自動車交通基盤 – 筑波大学未来社会工学開発研究センターの取り組み
アブストラクト:
昨今、自動車をとりまく状況としてコネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化、いわゆるCASEと呼ばれるモビリティーイノベーションが起こりつつある。このモビリティイノベーションの社会応用による社会課題の解決と経済成長の両立を目指し筑波大学とトヨタ自動車が共同で設立した未来社会工学開発研究センターの活動内容について紹介する。

プログラム

15:15 ~ 15:30  ティータイム
15:30 ~ 16:00  第一部(講演者:小嶋和法)
16:15 ~ 16:45  第二部(講演者:河内健史)
17:00 ~ 17:15  ティータイム

Diophantine Analysis and Related Fields 2019

Diophantine Analysis and Related Fields 2019

2019 年3 月7- 9 日  [7-9, March, 2019]
筑波大学自然学系棟D509
D509, Institute of Mathematics, University of Tsukuba

世話人:秋山 茂樹 (筑波大学), 天羽 雅昭 (群馬大学), 平田 典子 (日本大学理工 学部), 
桂田 昌紀 (慶應義塾大学経済学部), 村田 玲音 (明治学院大学), 
岡崎 龍太郎 (東京大学非常勤講師), 田中 孝明 (慶應義塾大学理工学部) 

Local Organizers: 秋山 茂樹 (筑波大学), 三河 寛 (筑波大学), 金子 元 (筑波 大学)

プログラムはこちらとなります.
Darf2019prog.pdf

トポロジーセミナー(2019/02/12)

日時:2019年2月12日(火)13:30〜15:00

場所:筑波大学自然系学系D棟D814

講演者:加藤久男 氏(筑波大学 数理物質系)

講演題目:Some topics on continuum theory and chaotic topological dynamics

アブストラクト計算機の発達により、力学系に出現する複雑な図形の可視化が可能になり、例えばフラクタル図形やストレンジ・アトラクターなどの多くの図形の具体例を目にするようになってきました。
一般に、複雑(カオス的)な位相力学系は複雑なトポロジーを導くことが知られています。空間が2次元以上の場合には、力学的な位相構造は複雑ですが(軌道の複雑性やエルゴート性など)、空間自体の複雑性までは影響を及ぼすことは多くありません。しかし空間が0、1次元の場合には、カオス的な力学系を許容するその空間自体が非常に複雑になることが予想されます。
0次元の場合はカントール集合ですので、1次元の場合が問題になります。
このセミナーでは、力学系理論に登場する数多くの“カオス”の中で特に“拡大性・位相エントロピー”などを扱います。
また連続体論では連続体の“分解不可能性”が特に重要な概念として知られています。
こうした力学系と連続体論の異なる分野の重要な概念が密接に関係し融合している幾つかの定理を紹介したいと思います。
また時間があれば、加藤の研究のこれまでの流れ(院生時代 ⇒ 現在)などお話したいと思います。

研究集会「リーマン幾何と幾何解析」(1月25日,26日)

研究集会「リーマン幾何と幾何解析」のプログラムにつきまして
下記の通りご案内申し上げます.
皆様のご参加をお待ちしております.


研究集会「リーマン幾何と幾何解析」
日程:2019年1月25日(金)〜26日(土)
場所:筑波大学 自然系学系棟D棟5階 D509室
HP:http://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~takumiy/RGGA19.html
プログラム:
1月25日(金)
10:00-11:00:本多正平氏(東北大学)
空間を L^2 に熱核を使って自然に埋め込む
11:20-12:20:深谷友宏氏(首都大学東京)
粗凸空間と粗 Cartan−Hadamard の定理
13:40-14:40:近藤俊樹氏(新潟大学)
測地的に凸な Finsler 曲面上の測地円の漸近挙動
15:00-16:00:田代賢志郎氏(京都大学)
On the speed of convergence to the asymptotic cone for non-singular nilpotent groups 
(非特異なべき零群の asymptotic cone への収束の速さについて)
16:20-17:20:芥川和雄氏(中央大学)
Obata-type theorems on compact Einstein manifolds with boundary
1月26日(土)
9:40-10:40:永野幸一氏(筑波大学)
On the topological regularity of spaces with an upper curvature bound
11:00-12:00:生駒典久氏(慶應義塾大学)
Existence of foliation by area-constrained Willmore spheres
13:20-14:20:高津飛鳥氏(首都大学東京)
Convergence of combinatorial Ricci flows to degenerate circle patterns
14:40-15:40:大森俊明氏(東京理科大学)
球面間の同変指数調和写像について
16:00-17:00:山田澄生氏(学習院大学)
On the shapes of domains of outer communication of the 5D Einstein spacetimes

世話人:
山口孝男(京都大学)
横田巧(京都大学)
永野幸一(筑波大学)