新着情報

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6月談話会

 
 6月の談話会を下記のように企画しております.奮ってご参加ください.
 (なお,本談話会は大学院科目「数学フロンティア」対象セミナーです)
 
 日  時:  6 月 20 日(木) 15時~16時30分
 場  所:  自然学系棟D棟  509教室 

 講 演 者:  高橋 大輔 氏 (早稲田大学理工学術院)
 
 題  目:  Max演算の方程式:その理論と応用

 概  要:
 Max-Plus代数,あるいは,Max演算と縁の深い束上の区分線形型非線形時間発展方程式の理論と応用について述べる.ソリトン方程式の超離散化によって得られたMax-Plus方程式がそもそもの関わりであるが,ソリトン系の観点を離れてもMax演算がもたらす数理は奥が深く面白い.講演では,どのようなことが表現でき,何が問題となり,何がわかったかについて具体例を挙げながら解説する.

第3回茶話会 (F-MIRAI)

日 時: 2019年5月17日(金) 15:15〜17:15

場 所: 筑波大学第一エリア自然系学系棟D棟 D509 教室

講演者: 筑波大学未来社会工学開発研究センター

題 目: 地域社会の次世代自動車交通基盤 〜つくばモデルの実現に向けて〜

概 要: 

産業競争力懇談会(COCN)2018 年度推進テーマの最終報告書が2月に公開された. 第一部は, この最終報告書をもとに未来社会工学開発研究センターが取り組むプロジェクトについて紹介する. 特に, プロジェクト実現のためのユースケースである「キャンパス MaaS」と「医療 MaaS」(MaaS:Mobility as a Service)を「つくばモデル」として構築することを目指しており, この取り組みについて紹介する.

第二部では, つくばモデル実現のために収集している実測データやその活用法について紹介する. また, 学内に設置する 25m プール模擬試験場で事前検討する内容や, 直面している課題について共有する.


この茶話会は、数学域が筑波大学未来社会工学開発研究センター (F-MIRAI) と進める共同研究の一環で開催するものです。

微分幾何セミナー・解析セミナー

 微分幾何セミナー・解析セミナー(合同セミナー)を以下のように企画しております.
 奮ってご参加ください.
 (本セミナーは大学院科目「数学フロンティア」対象セミナーです)

 日時: 5月 22日(水) 15時半~17時
 場所: 自然学系棟 D棟 509 教室
 講演者 : 井ノ口 順一氏(筑波大学)

 題目: 微分方程式の差分化と超離散化
 概要:  諸科学における数理モデルでは微分方程式の解および微分方程式を離散化して得られる差分方程式を用いたシミュレーションが用いられる。本セミナーでは微分方程式の持つ数学的構造(保存量や対称性)を保つ差分化とそのセルオートマトン化

の初歩について解説する。

第3回では差分方程式の超離散化について解説する。
 (当初予定していました第4回目は都合により中止になりました)

解析セミナー (4月24日)

下記の日程で解析セミナーを開催いたしますので、興味がございます方は是非ご参加下さい。

日時: 平成31年4月24日(水) 17時 --- 18時 
場所: 筑波大学 自然系学系 D棟 D509教室 

講演者: Jean Vaillant 氏(University of Paris VI)
題目: Necessary and sufficient conditions of hyperbolicity and weak hyperbolicity

微分幾何・解析セミナー(合同セミナー)

 
 微分幾何・解析 合同セミナーとして以下のように企画しています.
 みなさまのご聴講お待ちしております.

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   日時: 第1回:4月17日(水)15:30~17:00
     第2回:4月26日(金)12:15~13:45
                ※第3回,第4回については後日掲載します.

   場所: 自然学系棟D棟 509 教室
 
 講演者: 井ノ口 順一氏(筑波大学・数学域)
 
 題目: "微分方程式の差分化と超離散化"
 概要: 諸科学における数理モデルでは微分方程式の解および微分方程式を離散化して得られる差分方程式を用いたシミュレーションが用いられる。本セミナーでは微分方程式の持つ数学的構造(保存量や対称性)を保つ差分化とそのセルオートマトン化の初歩について解説する。
 第1回と第2回で微分方程式の可積分離散化を解説する。
 第3回と第4回では差分方程式の超離散化について解説する。

数学フロンティアセミナー


 (本セミナーは大学院科目「数学フロンティア」対象セミナーです)

 日時 2月18日(月) 15時~16時半
  ※ 18日に予定されていましたセミナーは講演者の都合により延期することになりました.後日,改めて日程を提示します.

 場所 自然学系棟 B棟 718教室
 講演者 中村 憲史氏(筑波大学)
 題目 "L2 boundedness of solutions to the 2D Navier-Stokes equations and hyperbolic Navier-Stokes equations"

 みなさまのご聴講お待ちしております.

茶話会

日 時: 
2019年1月30日(水)15:15~17:15
場 所: 
筑波大学第一エリア 自然系学系棟D509教室
講演者:
小嶋和法(トヨタ自動車(株)未来創生センターS-フロンティア部未来社会工学研究室)
河内健史(トヨタ自動車(株)未来創生センターS-フロンティア部未来社会工学研究室)
講演題目:
地域未来の次世代自動車交通基盤 – 筑波大学未来社会工学開発研究センターの取り組み
アブストラクト:
昨今、自動車をとりまく状況としてコネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化、いわゆるCASEと呼ばれるモビリティーイノベーションが起こりつつある。このモビリティイノベーションの社会応用による社会課題の解決と経済成長の両立を目指し筑波大学とトヨタ自動車が共同で設立した未来社会工学開発研究センターの活動内容について紹介する。

プログラム

15:15 ~ 15:30  ティータイム
15:30 ~ 16:00  第一部(講演者:小嶋和法)
16:15 ~ 16:45  第二部(講演者:河内健史)
17:00 ~ 17:15  ティータイム

Diophantine Analysis and Related Fields 2019

Diophantine Analysis and Related Fields 2019

2019 年3 月7- 9 日  [7-9, March, 2019]
筑波大学自然学系棟D509
D509, Institute of Mathematics, University of Tsukuba

世話人:秋山 茂樹 (筑波大学), 天羽 雅昭 (群馬大学), 平田 典子 (日本大学理工 学部), 
桂田 昌紀 (慶應義塾大学経済学部), 村田 玲音 (明治学院大学), 
岡崎 龍太郎 (東京大学非常勤講師), 田中 孝明 (慶應義塾大学理工学部) 

Local Organizers: 秋山 茂樹 (筑波大学), 三河 寛 (筑波大学), 金子 元 (筑波 大学)

プログラムはこちらとなります.
Darf2019prog.pdf

トポロジーセミナー(2019/02/12)

日時:2019年2月12日(火)13:30〜15:00

場所:筑波大学自然系学系D棟D814

講演者:加藤久男 氏(筑波大学 数理物質系)

講演題目:Some topics on continuum theory and chaotic topological dynamics

アブストラクト計算機の発達により、力学系に出現する複雑な図形の可視化が可能になり、例えばフラクタル図形やストレンジ・アトラクターなどの多くの図形の具体例を目にするようになってきました。
一般に、複雑(カオス的)な位相力学系は複雑なトポロジーを導くことが知られています。空間が2次元以上の場合には、力学的な位相構造は複雑ですが(軌道の複雑性やエルゴート性など)、空間自体の複雑性までは影響を及ぼすことは多くありません。しかし空間が0、1次元の場合には、カオス的な力学系を許容するその空間自体が非常に複雑になることが予想されます。
0次元の場合はカントール集合ですので、1次元の場合が問題になります。
このセミナーでは、力学系理論に登場する数多くの“カオス”の中で特に“拡大性・位相エントロピー”などを扱います。
また連続体論では連続体の“分解不可能性”が特に重要な概念として知られています。
こうした力学系と連続体論の異なる分野の重要な概念が密接に関係し融合している幾つかの定理を紹介したいと思います。
また時間があれば、加藤の研究のこれまでの流れ(院生時代 ⇒ 現在)などお話したいと思います。

研究集会「リーマン幾何と幾何解析」(1月25日,26日)

研究集会「リーマン幾何と幾何解析」のプログラムにつきまして
下記の通りご案内申し上げます.
皆様のご参加をお待ちしております.


研究集会「リーマン幾何と幾何解析」
日程:2019年1月25日(金)〜26日(土)
場所:筑波大学 自然系学系棟D棟5階 D509室
HP:http://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~takumiy/RGGA19.html
プログラム:
1月25日(金)
10:00-11:00:本多正平氏(東北大学)
空間を L^2 に熱核を使って自然に埋め込む
11:20-12:20:深谷友宏氏(首都大学東京)
粗凸空間と粗 Cartan−Hadamard の定理
13:40-14:40:近藤俊樹氏(新潟大学)
測地的に凸な Finsler 曲面上の測地円の漸近挙動
15:00-16:00:田代賢志郎氏(京都大学)
On the speed of convergence to the asymptotic cone for non-singular nilpotent groups 
(非特異なべき零群の asymptotic cone への収束の速さについて)
16:20-17:20:芥川和雄氏(中央大学)
Obata-type theorems on compact Einstein manifolds with boundary
1月26日(土)
9:40-10:40:永野幸一氏(筑波大学)
On the topological regularity of spaces with an upper curvature bound
11:00-12:00:生駒典久氏(慶應義塾大学)
Existence of foliation by area-constrained Willmore spheres
13:20-14:20:高津飛鳥氏(首都大学東京)
Convergence of combinatorial Ricci flows to degenerate circle patterns
14:40-15:40:大森俊明氏(東京理科大学)
球面間の同変指数調和写像について
16:00-17:00:山田澄生氏(学習院大学)
On the shapes of domains of outer communication of the 5D Einstein spacetimes

世話人:
山口孝男(京都大学)
横田巧(京都大学)
永野幸一(筑波大学)