新着情報
カテゴリ:談話会
数学談話会(12月26日)
日時:2013年12月26日(木)15:30~16:30(15:00からお茶の時間)
場所:自然系学系棟D509
講演者:斉藤秀司 氏 (東京工業大学)
講演題目:Existence conjecture for smooth sheaves on varieties over finite fields
概要:
場所:自然系学系棟D509
講演者:斉藤秀司 氏 (東京工業大学)
講演題目:Existence conjecture for smooth sheaves on varieties over finite fields
概要:
This is a joint work with Moritz Kerz. Let $$X$$ be a smooth variety over a finite field $$\mathbb{F}_q$$. For an integer $$r>0$$, let $${\cal S}_r(X)$$ be the set of lisse $$\overline{\mathbb{Q}_\ell}$$-sheaves on $$X$$ of rank $$r$$ up to isomorphism and up to semi-simplification. Let $$Cu(X)$$ be the set of normalizations of integral curves on $$X$$. Let $${\cal S}k_r(X)$$ be the set of systems $$(V_Z)_{Z\in Cu(X)}$$ with $$V_Z\in {\cal S}_r(Z)$$ such that
$$(V_Z)_{|Z\times _X Z'}=(V_{Z'})_{|Z\times _X Z'}$$ for $$Z,Z'\in Cu(X)$$.
The question is how to determine the image of the restriction map
$$\tau:{\cal S}_r(X)\to {\cal S}k_r(X)$$,
i.e. when a system $$(V_Z)_{Z\in Cu(X)}$$ glues to a lisse $$\overline{\mathbb{Q}_\ell}$$-sheaf on $$X$$. We explain a conjecture of Deligne on the problem which describes the image in terms of a ramification condition at infinity and prove the conjecture in case $$r=1$$.
数学談話会(12月5日)
日時:2013年12月5日(木)15:30~17:00(15:00よりお茶の時間)
場所:自然系学系棟D509
講演者:松崎拓也 氏 (国立情報学研究所)
講演題目:計算機が数学試験問題を解く
概要:
国立情報学研究所を中心として進めている「ロボットは東大に入れるか」プロジェクトでは、
「人工知能」としてまとめられる諸技術に対する総合的ベンチマークとして、
様々な科目の大学入試問題を計算機で直接解くことに挑戦している。
本発表では、プロジェクトにおける数学試験問題に対する取り組みについて紹介する。
「数学問題を解く」とは何か、という問題定義から始め、自然言語で記述された問題を
論理式へ翻訳し、数式処理との接合により解を得るまでの流れについて述べる。
場所:自然系学系棟D509
講演者:松崎拓也 氏 (国立情報学研究所)
講演題目:計算機が数学試験問題を解く
概要:
国立情報学研究所を中心として進めている「ロボットは東大に入れるか」プロジェクトでは、
「人工知能」としてまとめられる諸技術に対する総合的ベンチマークとして、
様々な科目の大学入試問題を計算機で直接解くことに挑戦している。
本発表では、プロジェクトにおける数学試験問題に対する取り組みについて紹介する。
「数学問題を解く」とは何か、という問題定義から始め、自然言語で記述された問題を
論理式へ翻訳し、数式処理との接合により解を得るまでの流れについて述べる。
数学談話会(11月7日)
日時:2013年11月7日(木)15:30~16:30
場所:自然系学系棟D509
講師:大本亨 氏 (北海道大学)
講演題目:Image and discriminant Chern classes of stable maps
概要:In classical algebraic geometry,numerical characters of projective varietieswere extensively studied by means of enumeratingsingular points of naturally associated maps.A modern unified approach to such enumerative problemsis the theory of Thom polynomials based onthe classification of singularities of maps (Thom-Mather theory).In this talk I will introduce a new branch of the theory,in which we replace counting singular pointsby computing (weighted) Euler characteristics.In particular, I will talk about a universal formulaon (singular) Chern class of image varieties of maps.
●15:00からお茶の時間です。こちらもぜひご参加ください。また講演終了後、懇親会を予定しております。どうか奮ってご参加ください。
場所:自然系学系棟D509
講師:大本亨 氏 (北海道大学)
講演題目:Image and discriminant Chern classes of stable maps
概要:In classical algebraic geometry,numerical characters of projective varietieswere extensively studied by means of enumeratingsingular points of naturally associated maps.A modern unified approach to such enumerative problemsis the theory of Thom polynomials based onthe classification of singularities of maps (Thom-Mather theory).In this talk I will introduce a new branch of the theory,in which we replace counting singular pointsby computing (weighted) Euler characteristics.In particular, I will talk about a universal formulaon (singular) Chern class of image varieties of maps.
●15:00からお茶の時間です。こちらもぜひご参加ください。また講演終了後、懇親会を予定しております。どうか奮ってご参加ください。
数学談話会 竹内耕太氏 (10月24日)
日付: 2013年10月24日(木) 15:30~16:30
場所: 自然系学系棟 D509
講演者:竹内 耕太 氏 (筑波大学)
講演題:ハイパーグラフの組み合わせ論とモデル理論
概要:モデル理論では数学的構造(群、環、体、グラフ、順序構造など)を安定性と呼ばれる指標を用いていくつかのクラスに分類する。構造Mが安定であるというのはきわめて大雑把に言うと、構造の自己同型全体のなす群による作用を考えたとき、その作用に関する軌道があまりたくさんは存在しない、という風に説明できる。
講演者は最近、安定性のひとつのクラスであるn-dependent theoryに対し、ハイパーグラフの組み合わせ論を用いて二つの特徴づけを与えた。証明で使われた道具はいくつかの分野で関連する話題が研究されており、そのような周辺の話題も交えながら研究成果について解説したい。
キーワード:universal minimal flow, Ramsey property, VC-dimension, Turan problem, indiscernibles
筑波大学数学談話会 (7月18日)
日時: 2013年7月18日(木)15:30-17:00 ※15:00からティータイム
場所: 自然系学系棟D509
講演者: 土岡俊介 氏 (IPMU)
講演題目: 対称群のモジュラー表現論の最近の話題について
概要:
2007年から2008年の間に、RouquierとBrundan-Kleshchevによって、正標数の対称群の群代数には、非自明な次数付き代数の構造が入ることが示された。前半でその背景や意義を解説し、後半でその射影表現類似に関する柏原正樹氏とSeok-Jin Kang氏との共同研究について解説する。
場所: 自然系学系棟D509
講演者: 土岡俊介 氏 (IPMU)
講演題目: 対称群のモジュラー表現論の最近の話題について
概要:
2007年から2008年の間に、RouquierとBrundan-Kleshchevによって、正標数の対称群の群代数には、非自明な次数付き代数の構造が入ることが示された。前半でその背景や意義を解説し、後半でその射影表現類似に関する柏原正樹氏とSeok-Jin Kang氏との共同研究について解説する。