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Category:談話会

数理物質融合科学センター 第6回 数理連携サロン

筑波大学数理物質融合科学センター (CiRfSE) では、分野横断的な研究交流の一助となることを目指し、互いの研究分野の相互理解を推進する場として数理連携サロンを開催します。

今回は「人工知能」をキーワードにしています。興味のある方はお気軽にご参加ください。

日時・場所
2016年12月5日(月)  15:15~17:15
筑波大学第一エリア 自然系学系D棟 D509セミナー室

プログラム
15:45~15
:45
「大規模固有値解析エンジンの開発とそのシミュレーション・データ解析
への応用」
櫻井鉄也(筑波大学 システム情報系)

16:00-16:30
 「限量記号消去を推論器とする数学入試問題の自動解答器」
岩根秀直((株)富士通研究所/国立情報学研究所)

16:45-17:15
 「大学入試の数列問題を解く自動推論アルゴリズム」
照井 章(筑波大学 数理物質系)

14 時 45 分から 15 時 15 分までと 17 時 15 分 から 18 時までは tea time を設けます。他分野の研究者と気軽に交流できる機会です。ご自由にご歓談下さい。

お問い合わせ先
筑波大学数理物質融合科学センター (CiRfSE)
数理物質系数学域 青嶋 誠 (aoshima@math.tsukuba.ac.jp)

筑波大学数学談話会 (1月14日)

日時:1月14日(木曜日), 15:30--17:00 (15:00 より tea)

場所:自然系学系 D棟 509

講演者:辻井 正人 氏 (九州大学大学院数理学研究院)

題目:古典力学系の準古典解析

概要:測地流などの(平衡点を持たない双曲的な)古典力学系の性質を相空間上の関数への作用を通して解析をすることを考える.
計量を適当に調整すれば流れは単位速度で進むと見ることができるので,作用を「流れ方向のフーリエ成分」毎に分解することは(技術的には多少問題があるが)有効な考えである.さらに,周波数を無限大にする極限の解析が重要になり,そこに準古典解析の手法が応用されることは(名前に由来する不自然さを除けば)自然である.興味深いのは,解析の結果として古典力学系の中にその「量子化」が自然に埋め込まれているように見えることである.この「量子化」についてどのように考えるべきか私にはまだよく分からないが,興味深いと思われるので講演で話をしたい.

筑波大学数学談話会 (11月26日)

日時:11月26日(木曜日), 15:30--16:30 (15:00 より tea)

場所:自然系学系 D棟 509

講演者:桑原 敏郎 氏 (筑波大学)

題目:超局所微分作用素によって構成される非可換代数と表現論

概要:
非常に基本的な例を基に、超局所微分作用素を用いてシンプレクティック多様体を量子化(非可換変形)して得られる代数とその表現論について簡単に解説します。このような代数には(古典的な)半単純リー代数の普遍包絡環のほか、有理チェレドニック代数や有限W代数がありますが、多様体の基本的な性質が量子化された代数にまで持ち上がるなどの良い性質を持ちます。本講演ではそのような点に触れるとともに、最近増えている正標数の場合や、q-類似、頂点代数での類似についても簡単に紹介しようと思います。

筑波大学数学談話会 (5月21日)

日時: 5月21日 (木曜日)、 15:30--16:30 (15:00より tea)

場所: 自然系学系 D棟 509

講演者: 井ノ口 順一 氏 (筑波大学)

題目: 可積分幾何・差分幾何

概要: 無限可積分系とよばれている非線型偏微分方程式の多くが, 微分幾何に密接に関わることが知られている. 無限可積分系を構造方程式にもつ曲線や曲面の研究は「可積分幾何」とよばれるようになった. 本講演では, 現在,可積分幾何で関心をもたれている研究対象の中から, 「3次元幾何 (Thurson 幾何)における極小曲面の構成」について解説する(時間が許せば曲線の差分幾何にも触れたい).

筑波大学数学談話会 (12月4日)

日時: 12月4日(木曜日)、15:30--17:00 (15:00 より tea )

場所: 自然系学系 D棟 509

講演者: 岩根 秀直 氏 (国立情報学研究所)

題目: 計算機が数学試験問題を解く - 数式処理編

概要: 国立情報学研究所を中心として進めている「ロボットは東大に入れるか」プロジェクトでは, 「人工知能」としてまとめられる諸技術に対する総合的ベンチマークとして, 様々な科目の大学入試問題を計算機で直接解くことに挑戦している.

我々は数学入試問題に取り組んでおり, 開発中のシステムは問題文を入力として, 自然言語処理により構築された一階述語論理式を数式処理により問題を解く方法をとっている. 本講演では, 数学入試問題の数式処理による解法と, 自然言語処理との接合による課題解決方法について紹介する.